グラニースクエアのブランケット制作記【2】

制作工程

  1. モチーフ決め
  2. 糸がどのくらい必要かを出す(仮)
  3. 配色サンプルを編む
  4. 配色モチーフを使うか、使うならどの位置にどの配色モチーフを使うかを考える
  5. 本体のモチーフ、配色モチーフ完成
  6. モチーフをつなげる
  7. 縁編み

前回の記事では「3」までをお届けしました。

前回の様子はこちら

使用糸:ハマナカ Flax k 201
使用針:エティモレッド6/0号

4.配色モチーフについて

糸の残量の関係で配色モチーフを増やすことにしました。

前回「3.配色サンプル」で編んだモチーフを各2枚づつ編み、外側1周分の内側に交互に配置することにしました。

✖️2

また、色番201(濃いグレー)のロット番号違いで色の差が顕著な分もこの配色分に紛れ込ませます。

肉眼だと色の違いが結構はっきりわかります
みみみ
みみみ

今回は新たに買い足したくなかったのでロット番号違いで編んだものは配色モチーフ、モチーフつなぎ用として扱うことにしました。

5.本体のモチーフ、配色モチーフ完成➖アイロン、ブロッキングボードについて

48枚編みあがりました!

48枚一度にアイロンをかけるのは大変なので、ある程度モチーフが編めたらアイロンをかけるようにしていました。

アイロン台の上に「ヴォーグ製図用紙」を敷いています

アイロン台にヴォーグ製図用紙を敷いてピン打ちしています。

書き直して不要になった製図用紙を繰り返しアイロン用として使っています。

  • 数年この1枚を使い続けていますがまだまだ余裕で使える。
  • スチームにも強く、とっても丈夫
  • 1ミリ方眼になっているので正確なピン打ちができ

おすすめです!

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ピン打ちに使用しているのはクロバーのあみもの用仕上針です。

こちらを2つ、計200本の針を使っています。

スチームアイロンを針に押し付けるようにすることも多いのですが、長さ、耐久性など特に不都合もなく使えています。

今回一度に11枚のモチーフをアイロンがけしていましたが、200本だと12枚は無理でした。

アイロン台にはまだスペースがあるので、今後またたくさんモチーフ編みをすることになった際はもう1つ購入します。

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残りのモチーフにもアイロンがけをし、次に進む準備ができました!

アイロンについて

アイロンはニット用スチームアイロンを使っています。

買ってよかった道具の1つ

ヴォーグ学園に通っていたときに購入しました。

制作途中や仕上げのスチームアイロンはもちろん、ほどいてうねうねと縮れた毛糸を元に戻すのにも大活躍の欠かせないアイテムです。

  • 直接プレス可能。
  • 高温にならないのでスイッチを入れたままアイロン台に置いていても焦げない。
  • 水がなくなれば自動的に電気が切れる。
  • スチームの量もじゅうぶん。

残念なことに製造元がなくなってしまったそうで、その後ヴォーグ学園で販売しているアイロンも違うものになっていました。

昨今の編み物ブームでこういった副資材も進化して発売してくれたらいいな〜と思います。

ブロッキングボードについて

また、以前こちらの記事でブロッキングボードが気になっていると書きました。

ブロッキングボードがあればアイロンがけは少し楽になりそうですよね。

しかしまだ購入には至っていません。

その理由ですが

  • ブロッキングボードを使ってもアイロンをかけるならいらないかなと思っている。
  • 常に大量のモチーフ編みをするとは限らない。

というわけなのですが、

  • モチーフを整理しながら置いておける。
  • ある程度整うのでアイロンがけのピン打ち時間の短縮につながるのではないか…

であれば一度使ってみたいとも思っています。

もう少し使ってみたい理由が増えるまで購入は保留にします。

6.モチーフをつなげる

必要な毛糸の量をなんとなくでも把握しておくために仮でモチーフつなぎは引き抜き編みと決めました。

※参照 2.糸がどのくらい必要かだす(仮)

地模様を活かしたいのでつなぎ目が目立ちにくく、が希望です。

念のため表面にくさり編みを見せる引き抜き編みはどんな感じになるか試してみました。

引き抜き編み2種類

わかりづらいのですが、
  上のグレーとのペアになっているものが表にくさり編み
  下の同色のペアがつなぎ目を見せずに引き抜き編み
したものになります。

くさり編みを目立たせたくはないので、色はこの色番201でいいのですが立体的になるのが効果的ではなかったので、最終的につなぎ目が目立たない引き抜き編みに決めました

つなぎ方が決まったらあとはひたすら引き抜き編み!

その前に編む順番を決め、モチーフを広げたままにはできないので編む順にまとめておきます。

蛇腹折りにして重ねたところ
蛇腹折りを広げたところ。隣り合うモチーフにマーカー
  • モチーフ8枚✖️6枚。6列を2列づつの3つにわける
  • 中表に合わせて隣り合うモチーフはステッチマーカーでとめる
  • 編み始めが上になるように蛇腹折りにして重ねる。

ここまでしておけば…

  • モチーフの配置も狂わず、場所をとらずに置いておけます。
  • 蛇腹折りにしておくことでそのまま編んでいけばいい状態なっています。

また、わからなくならないよう編み始めの付近にステッチマーカーをつけておきました。

  1. 黄のステッチマーカーは左から1.2列目
  2. 青のステッチマーカーは3.4列目
  3. 灰色のステッチマーカーは5.6列目

メモもしておけばより安心です。

準備ができたので

  • それぞれ編み始めから引き抜き編み。
  • A黄とB青、B青とC灰色を引き抜き編みでつなげる。
  • 横の列の引き抜き編みをする。

この順番で編んで行きます!

今回はここまで!

まとめ

制作工程

  1. 配色モチーフを使うか、使うならどの位置にどの配色モチーフを使うかを考える
  2. 本体のモチーフ、配色モチーフ完成
  3. モチーフをつなげる

をお届けしました。

ただいま引き抜き編み中です。

終わりが見えてきたので、次に何を編むかそちらに気を取られがちですが・・・

ほどほどにしてブランケットに集中していきます!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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