
「かぎ針編みのパターン集 フラワーガーデン100」が発売されました。
表紙に載っているモチーフはどれも凝っていて素敵でフラワーガーデンそのもの!
試し読みせずに購入しました。

本の内容

- お花の種類はだいたい90前後(色違いや同じお花のパターン違いなどを含めると100パターン)
- 四角、円形、多角形、お花のシルエットと形が豊富。
- 2Dだけでなく3Dの立体的な作品も多数あり。
- 掲載されているパターンで作れるアイテムが6種類。
1〜64番までのモチーフであればアイテムを応用することができるようになっている。
【アイテムの種類】
ボンネット/キャミソール/バッグ2種類/巾着/クッション - モチーフやアイテムにはそれぞれ編み図、編み方の記載あり。
- モチーフ編みの基礎、かぎ針編みの基礎、編み目記号の説明もある。
モチーフの難易度も様々
本には難易度の記載はありません。
パターンを一つ一つ見てみると、
- かぎ針初心者の方が挑戦しやすいグラニースクエア
- 慣れてきた方には、色替えが多いけど基本的な編み方でできる2Dのモチーフ
- それ以上の方でしたら様々な技法が織り込まれたモチーフや3Dのモチーフ
と初心者の方からベテランの方まで満足いくようなラインナップになっているように感じました。
この1冊で徐々にステップアップしていったり、少し難しいと感じるものに挑戦してみたりとかぎ針編みのスキルアップにも有効な本ではないかと思います。
感想
表紙を見ただけで「絶対自分の好きなやつ」という印象でした。
実際に中を見たところ、かわいい!素敵!と何度もページをいったりきたり。
お花の特徴をよく捉えていてそれが毛糸で作られているということに感激。
色の組み合わせもとても参考になります。
ラウンドフラワーやシルエットといった凝った形があるのもよかったです。

試しにちょっと編んでみました。
左はコースターの土台。
こちらに花、花芯、葉とそれぞれ編み繋げて立体的にしていきます。
コースターの土台は2種類、花はムスカリ、スズラン、チューリップ、ミモザの4種類が掲載されています。
右はシルエットモチーフのパンジー。
途中です。
中心はタスマニアンポロワース、その周りはファインパナシェです。
とりあえず色だけで選んだので冬糸と夏糸になってしまったのですが、異素材を組み合わせても良さそうです。
持っている毛糸の中から組み合わせを考えるのも楽しそう。
あまり糸の消費にもちょうどいいかもしれません!
お花モチーフの本といえば、フェリシモから出ている「かぎ針編みで咲かせよう 季節のお花モチーフ 200の編み図デザイン」をずっと愛読しています。


当時、かぎ針編みをほとんどしたことがなかったのに一目惚れして購入しました。
出版されてすぐ買ったのでもう9年ほど前です。
いまだに編む目的がなくてもパラパラめくって眺めるほど好きです。
フェリシモの方は平面のみのパターンで、「フラワーガーデン100」と比べると編み方、図案ともにシンプルな印象です。
お花のモチーフと言っても様々だなと感じました。
シンプルであれば面積の広いアイテム(ブランケットなど)に、
複雑なパターンであれば小物類で印象的にと、
今回「フラワーガーデン100」を購入して2冊を比べて気づくことで作品作りの幅が広がったように思います。
最後に
何度も見返したい編み物本に久しぶりに出会えました。
表紙を見て「この感じ好き!」と思った方は是非一度手に取ってほしい1冊です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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