自分に合うかぎ針探し

自分にはどのかぎ針が合うのか?

  • 使う毛糸の種類
  • かぎ針の重さ、太さ、素材などの好み
  • 手のクセ
  • 気分

などなど要素はさまざまで、実際には使ってみないとわかりません。

私は現在、クロバーのペン-EチューリップのエティモシリーズPrymのエルゴノミクスの3種類を持っています。

今回は

  • 生涯使い続けたいかぎ針がどうやって見つかったのか
  • 失敗したかぎ針
  • コレクション枠
  • 私が感じたそれぞれのかぎ針の特徴

のご紹介です!

お気に入りはチューリップ エティモ

お気に入りになった経緯

はじめに

エティモ5/0を単品購入

  • かぎ針キットを編むため。
  • 初めてのかぎ針編みで、よく分からなかったのでなんとなくチョイス。
  • 他に比べる対象がなかったので可とも不可とも思わず。

次に

一目惚れした限定のペンEセットを購入。
使ってみた結果・・・

  • 平べったい柄が私には握りづらい
  • プラスチックの柄の感触と軽さに慣れなかった

ペンEを使ってみて、私にはエティモが合っているんだと気づきました。

そして他の号数も必要になりエティモロゼをセットで購入しました。

生涯使い続けたいのは・・・

エティモロゼを6年ほど使っていたところでエティモレッドの発売です。

まず、ベージュ地に赤いドットのジャガード織のケースが可愛いさに惹かれたのですが

説明文に「針先のマット調の赤色は、明かりの下でも反射せず目にも優しい仕様です」と書かれてあり、これは使ってみたい!と発売日に購入しました。

それまで視覚的な編みやすさは毛糸だけのことで考えていました。
(黒い毛糸は編み目が見えづらい・・・など)

編み針の色の影響など考えたこともなかったので、目からウロコでした。

エティモレッドを実際に使ってみて

  • どの色の毛糸と合わせても見やすい
  • 針と同じ赤系の糸でもマット調が効いており見やすかった
  • エティモロゼとの差は色による見やすさの点だけで使い心地は変わらない

ということで、エティモレッドがかぎ針のベストパートナーになりました。

それから後に4.5/0 5.5/0 6.5/0 が発売され、全方位で万能なかぎ針となっております。

失敗したかぎ針

それはPrym エルゴノミクスです。

人間工学に基づいて設計・・・すごい!これは試したい。と思いました。

1本だけ買えば良かったのですが、当時取り扱っているお店がドイツからの発送だったこともあり思い切って7本一気に購入しました。

使ってみたところ

  • 私の手には長すぎて扱いづらかった。
  • フックからグリップ部分が長く、短く持とうとしてもツルツル部分を持たなくてはならない。
  • ツルツル部分を持っても、握った後方部分が長くなるので編みづらい。
  • 全長が短く(特にフックからグリップ部分)ナイフ持ちなら非常に使いやすそうな印象を受けた。

まとめて買うのではなく、1本買って試すべきだったと反省しました。

道具沼へようこそ!限定のかぎ針はコレクションとしても魅力的!

限定カラーのペンEを購入して、結局自分にはエティモが合うと判ったわけですが、

出番がなくて買ったこと後悔すると思いきや、

普段とは違うカラーのかぎ針やケースの素敵さは特別感があり、眺めているだけで気分があがります。

限定カラーが他のメーカーのかぎ針よりも比較的よく発売される印象のあるクロバー ペンE

セットになるとなかなか高価なので、なんでもかんでも買うわけには行きません。

使うために買うのがいいのはもちろんですが、

  • これから先の編み物人生の中で好みが変わりメインのかぎ針になるかもしれない時のため
  • 自分へのご褒美
  • かぎ針の予備を持っておきたい

などの理由もあっていいかと。

素敵な道具が身近にあるとモチベーションもあがりますので、限定が出た際には是非チェックしてみてください!

私が持っている限定のペンE

風工房先生カラー

ニットデザイナーの風工房さんの限定モデルです。

おそらく8年くらい前に販売されたもの。

ケースの柄のパターンも付いていました。

講座を受講した際にこのかぎ針を購入し大事にしているとお伝えできたことは一生の思い出です。

先生のフェアアイルの柄と色の組み合わせが好きな方も多いと思います。
先生の編み物道具や関連グッズなどがでたら素敵だろうなと思い続けております。

ネオンイエロー

蛍光色のかぎ針ってなかった気がする。と買わずにはいられなかったかぎ針です。

4年くらい前に販売された記憶があります。

ケースもオーロラカラー。

派手カワイイです。

ペンE、エティモ、エルゴノミクス・・・私の感想

クロバー ペン-E  

・グリップ部分がプラスティックで平たく硬くて軽い
・親指があたる部分がラバーのような別素材になっている

軽いので長時間の編み物でも疲れづらい

・親指のあたる部分がもう少し広いか全面の方が安定しそう。
・柄が平べったいので握りづらい

エティモ

・グリップの部分がラバー素材のクッショングリップ
・グリップが細身

グリップ全体が同素材なのでどこを握っても気にならない

特になし

Prym エルゴノミクス

・エルゴノミクス=人間工学に基づいて設計
・素材はポリプロピレン、グラスファイバー、熱可塑性エストラーナ

・軽いけど安定感がある。
・汗をかいても乾燥しても気にならずに長時間握り続けられそう
・ペン持ちの方が安定感が良い気がした

長いので自分の手には合わない

まとめ

私にはいまいちでもどなたかにはしっくりくる可能性もあります。

自分に合うかぎ針を見つけるには・・・それはもう試してみるしかない!と思います。

何を試してみるか、その検討材料として少しでも参考になれば嬉しいです。

購入したあとで自分には合わないと思っても、眺めているだけでも癒されたり嬉しくなったりすることもあります。毛糸や編み物道具には編むのと同じくらいヒーリング効果もあるのでは!?と思うほどです。

編んでも、集めても編み物は楽しい!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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