
11月12日発売予定の「文章パターンで編む12か月のニットウエア」
2025年10月31〜11月2日に開催された「イトマ!」にて先行販売されていたので購入しました。
今回はこちらの本のレビューです。
本の内容と難易度

内容
ニットデザイナーで翻訳家の西村知子先生の「文章パターンで編む」シリーズの新刊です
- 作品数はテイストの違うウエアが12作品
・カーディガン4点
・ベスト4点
・プルオーバー1点
・サマートップ1点
・サマーニット1点
・ボレロ1点 - 全て棒針編みの作品
- 使用する模様は、雑誌『毛糸だま』の西村先生のコーナー「英語で編もう!」のコーナーより厳選
→同じ模様が複数の作品に取り入れたり、誤りを活かした作品があったりと毛糸だまから抜粋しただけではない内容になっています。 - 編み方は、英文と和文の文章パターン、編み図と記号図で構成
難易度
編み物レベルについて
中級者以上の方向けに感じました。
ただ、1作品長方形に編んで繋げるウエアがあり、こちらは初心者の方でも挑戦しやすいかと思います。
英文パターンについて
英文パターンに不慣れ、初めての方にはとても親切な構成になっていると思います。
理由は以下の通り
- 英文と並行して和文が書かれているので確認が容易。
- 編み図と記号図もあるので、そちらで慣れているかたは見比べることでスムーズに編み進めことができる。
- 英文パターンの用語集など、文章パターンで編むための用語辞典も掲載されている。
特に、英文、和文、編み図、記号図が揃っているのは慣れていないと本当に便利に感じると思います。
感想
英文パターンライト層
英文パターンはたまに編む程度。
編み始めはだいたい「これってどういう意味だっけ?」となります。
「難易度」のところでも触れましたが、英文と和文が対になっているのは英文パターンがライト層の私にとってとても入りやすかったです。
季節を感じる
また「12か月のニットウエア」とタイトルにあるように、編み物で季節を感じることができるのも嬉しくなります。
ここ数年は、生命の危機を感じる夏の暑さや春や秋が短く感じるなど「四季」を感じられなくなってきてるように思いますので、特に思うのかもしれません。
編みたいのはコレ!
- 2月 → 脇のデザインが気になる
- 3月 → 1枚あると重宝しそう
- 4月 → パンツ、スカートどちらにも幅広く使えそう
- 9月 → ワンピースに合わせたい
まとめ
「文章パターンで編む12か月のニットウエア」のレビューでした。
- 西村知子先生の「文章パターンで編む」シリーズの新刊
- 12作品掲載
- 英文、和文、編み図、記号図があるので便利で英文パターン不慣れな方に親切
となっておりますので、西村先生の作品が好きな方、英文パターンに挑戦したい方などは是非見てみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
![文章パターンで編む 12か月のニットウエア [ 西村知子 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5108/9784529065108_1_2.jpg?_ex=128x128)


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