
こちらの記事をアップしてから、ラベリーの糸在庫に少しづつですが登録しています。
すでにラベリー上に登録されている毛糸であれば、その情報が反映されるのでけっこう便利
です。
糸の太さという項目を見てみると、DKやらWorsted、Bulkyなどと出てきます。
なんとなく太そう、細そうみたいなイメージはあっても、
日本で表されているどの太さのものに該当するのか、はっきりと把握していなかったので
きちんと調べてみることにしました。
今回は
- 日本やその他の表記の毛糸の太さ一覧表
- 知っているときっと役にたつWPI(ラップパーインチ)
についてです。
毛糸の太さ一覧表
糸の太さ | 日本 | イギリス | アメリカ | WPI | 棒針 (日本) | かぎ針 (日本) |
~0.8mm | 超極細 ちょうごくぼそ | |||||
0.8~1mm | 極細 ごくぼそ | 2ply | Fingering 10-count crochet thread | 0-2 | 2/0 | |
1~1.2mm | 合細 あいぼそ | 1-3 | 2/0-3/0 | |||
1.4~1.6mm | 中細 ちゅうぼそ | 4ply | Sock, Fingering, Baby | 14wpi | 2-4 | 2/0-4/0 |
1.8~2mm | 合太 あいぶと | 6ply | Sport, Baby | 12wpi | 3~6 | 3/0-5/0 |
2~3mm | 並太 なみぶと | 8ply10ply | Dk, Light Worsted, Afghan, Aran | 11wpi 8-9wpi | 5~10 | 5/0-7/0 |
2.5~3mm | 太 ふと | |||||
3~4mm | 極太 ごくぶと | 12ply | Chunky, Craft, Rug, Super Bulky, Roving | 7wpi 5-6wpi | 9~14 | 8/0-10/0 |
4~5mm | 極々太 ごくごくぶと | |||||
5~7mm | 超極太 ちょうごくぶと | Jumbo, Roving | 0-4wpi | 12~ジャンボ20mm | ジャンボ7~15mm | |
8mm~ | 超々極太 ちょうちょうごくぶと |
日本以外の棒針・かぎ針につきましては、日本サイズを元にこちらと照らし合わせてください
WPI ラップパーインチについて
WPIとは
WPI = Wraps per inch = ラップパーインチ
1インチ(2.45cm)あたり何回毛糸を巻けるかで糸の太さを表すというもの。
WPIの値が大きいほど細い毛糸、WPIの値が小さいほど太い毛糸
ということになります。
どんなときに役に立つのかというと
- 編みたいパターンの指定糸(WPIの記載あり)と同じ太さの糸を探したい
- 毛糸のラベルをなくし毛糸の情報がわからない
- メーカー違いの毛糸を比較したい
- 引き揃えで編むとき
- 異素材の毛糸で編むとき
などです。
その糸の太さを知りたい、糸にあった編み針のサイズを知りたいときに便利です。
ラップパーインチ ツールキーホルダー
WPIを測りたいときに使いたいのがこちら!
普段メートル法を主に使っていると、1インチ=2.45センチって細かくて面倒。
あらかじめ1インチに区切られているので余計なことを考えずに太さを測れます。
私は引き揃えで編むときによく使っています。
持っていないときは、だいたいの編み針の号数の検討をつけて編み始めていましたが、
データに基づく号数を知り、そこから自分の手加減を加味してちょうどよい号数を選べるようになりました。
なくてもなんとかなりますが、引き揃えの場合、私は無駄に試し編みをすることが減りました。
チェーンがついているので道具入れにぶら下げてても可愛いく、とても気に入ってます!
最後に
海外パターンで編んだり、外国の毛糸を使ったりすると普段聞きなれない言葉が出てきますが
編み物の世界がより広がっていく感覚もあって、日本の編み物だと何に該当するのかの確認作業も楽しいです。
おかげで、編みたい海外パターンや欲しい毛糸がどんどん増えてしまいます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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